IT・科学

人類の直立二足歩行と超新星爆発、関連の可能性

米カンザス大学のアドリアン・メロット名誉教授らの研究グループは28日、人類が直立二足歩行の能力を獲得したきっかけに超新星爆発があったとする仮説を学術誌ジャーナル・オブ・ジオロジーで発表した。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

今回の仮説によると、超新星爆発による放射線が地球の下層大気をイオン化させ、これが引き金となって落雷が多発。森林火災が世界的に増加し、森が草原に変わっていったことで、草原での生活に適した直立二足歩行が広がったという。放射線の威力がピークを迎えたのは約260万年前だったとしている。

超新星爆発による放射線の痕跡は地球の海底の鉄鉱床に残されており、森林火災の増加についても土壌中の炭素量の分析によって裏付けられるという。

関連記事

コメント