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コンテナー船は現地時間で31日朝に洋上に出ており、現在、マニラ沖北西およそ100キロの地点を航行中。船の動きは在フィリピン・カナダ大使館が追っている。
2013年にカナダの民間会社がリサイクル処理済してフィリピン領内に運び入れたコンテナー69個分のゴミを、カナダ側が期限までに撤去しなかったことから、 フィリピンは今月16日、カナダ駐在の自国大使、総領事らを召還していた。
フィリピン外務省側はフィリピンの対応に対して、カナダにはコンテナーの積み出しのために5月15日までの時間を与えられていたものの、この期限の順守はできなかったことを認めている。フィリピンのドゥテルテ大統領はカナダに69個のコンテナ―のゴミを返還するため船舶会社を雇う指示を出しており、カナダ側は運送費の負担に同意している。
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