メキシコ、トランプ大統領の新たな関税に対して「精力的に」対応すると約束

メキシコの外務次官は30日、トランプ大統領が発表したメキシコに対する新たな関税について、「精力的に」対応すると約束した。
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トランプ大統領、メキシコとの国境の一部閉鎖を再警告 新移民集団の阻止が目的
先にトランプ大統領は、6月10日からメキシコからの輸入品すべてに5%の関税を課し、不法移民の問題が解決しない場合、関税はさらに引き上げられると発表した。

メキシコの外務次官は記者団に「トランプ氏が移民問題に対して関税を課すというその脅迫を実行した場合、これは悲惨なものとなるだろう。そのためメキシコは6月10日まで手をこまねいて待つようなことはしない。もしこれが実行されるとしたら、我々は精力的に対応しなければならない」と述べ、トランプ大統領の予想外の決定について、「氷のシャワー」だと指摘した。

トランプ大統領は3月29日、メキシコが不法移民の米国入国を止めなければ、メキシコとの国境を閉鎖すると脅した。同日、メキシコのロペスオブラドール大統領は、トランプ氏の脅しによって隣国と論争を起こす考えはないことを明らかにした。

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