ザッカーバーグ氏の身辺警護責任者にセクハラ疑惑

米ニュースサイト「ビジネス・インサイダー」は30日、米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)のファミリーオフィスで以前働いていた元従業員2人が、同CEOの身辺警護責任者を務めているリーアム・ブース氏によってセクハラと暴力行為が行われていたと主張していると伝えた。
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同サイトによると、元従業員らはブース氏について、ザッカーバーグCEOの妻プリシラ・チャンさんに関するものも含めた人種差別的・同性愛嫌悪的発言を行っていたと主張。元従業員らの名前は明らかにされていない。

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元従業員らはブース氏の行為について、ザッカーバーグCEOの個人事務所で責任者を務めているブライアン・モステラー氏に訴えたものの、モステラー氏は何も手を打たなかったという。同サイトは、ザッカーバーグCEOが当時、ブース氏に関する訴えについて知っていたということを示す証拠はないと指摘している。

一方、ザッカーバーグCEOのファミリーオフィスの広報担当者は、ブース氏に関する元従業員らの主張についてファミリーオフィスが認識したのは、当時従業員だった2人が離職して弁護士に相談した後だったと説明。ブース氏については、調査が完了するまで休職処分を受けていると述べている。

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