ウクライナ東部マレーシア航空機撃墜事件 マレーシア首相、ロシアに責任があるとする説得力のある証拠を求める

マレーシアのマハティール首相は、2014年にウクライナ東部で起きたマレーシア航空MH17便撃墜事件について、責任はロシアにあるとする説得力のある証拠の提供を求めた。マハティール氏は、マレーシアはオランダの調査報告書を受け取ったが、それはロシアが発射したとされるミサイルで航空機が撃墜されるまでのものだったと指摘した。マレー・メイル紙が報じた。
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マハティール氏は「彼らはロシアを非難しているが、証拠はどこにあるのか?我々は航空機を撃墜したミサイルがロシア型であることを知っているが、これはウクライナで製造された可能性もある。ミサイルがロシア人によって発射されたということを証明するための動かしがたい証拠が必要だ。それはウクライナの反乱者だったかもしれなければ、ウクライナ政府だったかもしれない。なぜなら彼らも同じミサイルを持っているからだ」と述べた。

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マレーシア航空MH17便(ボーイング777型機)は、2014年7月17日にウクライナ東部ドネツク州で墜落した。ウクライナは墜落について、ドンバス(ウクライナ東部・南部)の義勇軍に責任があるとして非難したが、義勇軍側は非難を否定した。

数日後、米国は、ボーイングが義勇軍の兵士たちによって撃墜されたことを物語る証拠を持っていると発表したが、未だにいかなる情報も提示していない。

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