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2013年、ツルスカヤはエテリ・トゥトベリーゼコーチの門下生になった。
ツルスカヤは2季連続でロシア選手権女王になり、エフゲニヤ・メドベージェワやアリーナ・ザギトワ、ソフィア・サモドゥロワ、スタニスラワ・コンスタンチノワを大きく上回る演技を見せた。
続いてユースオリンピックやジュニアグランプリシリーズでも首位に輝いた。
ツルスカヤは長きにわたり、ロシアで最も将来性のあるジュニア選手と見なされ、輝かしい未来が予測されていた。
だが靭帯を損傷し、続いて背中に問題を抱えた。
以降に出場したシニア大会では、その演技には以前の輝きは見られなかった。メドベージェワがトゥトベリーゼ組から去った直後、ツルスカヤもまた門下を離れた。
ツルスカヤはスプートニクのインタビューで、大学に入学して世界経済を学びたいと語った。
「私は常に『数学者』でした」
「今はかなり多くの本を読んでいますが、数字や公式は常により魅力的でした。そして、世界経済はまさに必要なことだと考えたんです。学ぶのはとても興味深いだろうと思います」
ロシアフィギュアスケートファンには残念な報せだが、ツルスカヤに幸運を祈ろう。いずれにせよ、これほど若くしてスポーツから引退することは勇敢で非常に成熟した決定だ。
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