米俳優アシュトン・カッチャー 「ハリウッドの切り裂き魔」事件の裁判で証言

ハリウッド俳優のアシュトン・カッチャー氏(41)が、連続殺人事件の容疑者で「ハリウッドの切り裂き魔」の異名をもつマイケル・ガーギーロ被告の裁判で、証言を行った。 
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検察側は、ガーギーロ被告は15年間で4人の女性をナイフで襲い、うち3人が犠牲になったとみている。これまでガーギーロ被告は、すでに殺人の罪で起訴されているが、10人の死に関与した疑いがかけられている。

カッチャー氏が付き合っていたアシュリー・エルリンさんも犠牲者の1人。

事件の前日、2001年2月に行われたグラミー賞授賞式の鑑賞パーティーの後、カッチャー氏はアシュリーさんと会う約束をしていた。

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カッチャー氏によれば、夜8時頃にアシュリーさんと電話で話をした際にはアシュリーさんは、シャワー室から出たばかりで髪を乾かしているので、約束の時間より少し後にうちに来て、夕食を一緒にとろうと話したという。カッチャー氏がアシュリーさんの家に着いたのは夜の11時だった。

カッチャー氏は呼び鈴を鳴らしたが、ドアには鍵が閉まってた。不審に思ったカッチャー氏が窓から家の中を覗くと、床に赤いしみが見えたので、ワインがこぼれているのだと思ったという。

次の日の朝、アシュリーさんは自宅の浴室近くで亡くなっているのが発見された。彼女の遺体には刃物による傷が47カ所確認された。 

カッチャー氏は証言で、彼女が殺害されたことを知って、まず驚愕し、自分の指紋がアシュリーさんの家のドアノブに残っている可能性があることを告げに、まず警察に向かったと語った。

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