米・イスラエル、アサド政権を法的に認める用意 シリア国内で露が対イラン影響力行使の場合 新聞報道

英ロンドンに拠点を置くアラビア語日刊紙アッシャルクル・アウサトは3日、米国とイスラエルが、エルサレムで間もなく開催されるロシアとの3カ国協議の際、シリアに関する取引をロシアに提案したいと考えていると伝えた。
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WP:米国は、アサド大統領との関係回復の試みに対し、アラブ諸国を制裁で脅している
同紙によると、米国とイスラエルは、イラン政府による影響を抑えることにロシア政府が同意する場合、シリアのアサド大統領による統治の合法性、及びシリア政府に科している制裁の解除を認めることを提案するという。

シリア国内の紛争は2011年に始まり、2015年にはロシア軍がシリア政府からの要請に基づき、違法武装勢力からシリア領を解放するため支援を開始。ロシア軍司令部はその2年後、武装勢力に対する軍事作戦の積極的段階の完了を発表した。

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