露軍事顧問ら、大半がベネズエラから撤退 WSJ紙報道

米ウォールストリート・ジャーナル紙は2日、ロシア国防省に近い人物の話として、同国の軍事顧問らの大半がベネズエラから既に撤退したと伝えた。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

ロシアとベネズエラ、ルーブル建て決済について協議を開始
この人物によれば、現時点でベネズエラに残っているロシアの軍事顧問はわずか数十人。一方、数年前には約1千人がベネズエラで活動していたという。軍事顧問らはこれまで、ベネズエラ軍の訓練に携わっているほか、ロシアの国営複合企業「ロステク」との契約が履行されるよう保証する活動も行っているとされている。

この人物は軍事顧問らの撤退について、その活動費を支払うための資金がベネズエラ政府にないことと関連している可能性があると推測している。

一方、在ベネズエラのロシア大使館は、軍事顧問の人数削減を否定。ザエムスキー大使はスプートニクに対し「今回の報道は、事実に全く合致しない相変わらずの『ニュース』だ。(軍事顧問らによる)活動は現在、定められている義務に従って進められており、いかなる削減についても議論されていない」と述べている。

関連ニュース

マドゥロ大統領、米国のベネズエラ便の運航停止に反応

コメント