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同紙の情報によれば、こうした要請は今年の2月にベトナムで行われた金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長率いる北朝鮮代表団とベトナム指導部との会談の際に表明されている。
朝鮮日報はこの支援要請について、万一、北朝鮮が米国との関係を大幅に改善することが出来なかったとしても、ベトナムから融資という形で食糧援助を受けることができれば、北朝鮮国内での食糧生産の減少への実現可能な対抗策となると指摘している。
また朝鮮日報は、北朝鮮は同様に外交ラインで援助を率直に求めていると強調した。今年2月、北朝鮮のキム・ソンジン国連大使は、様々な国際機関に対して自国への食糧援助を要請する書簡を送っている。食料品不足については、東南アジア各国に駐在の北朝鮮の大使らも同様に明らかにしていた。
朝鮮日報は、ベトナム政府は「肯定的な回答」を行ったと報じている。