南国フィジーを旅行中の米国カップル 原因不明の病気で死亡 現地当局が調査中【写真】

南太平洋のフィジーで先月、旅行中の米国人カップルが原因不明の病気で急死した。CNNが報じた。
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現地当局によれば、 死亡したのは米国テキサス州出身のデービット・ ポールさんとミッシェルさん。 2人は休暇を利用して5月22日からフィジーの西部地域に滞在し ていた。旅行の出発前には、 特に健康上の問題はなかったようだが、 滞在中に嘔吐と下痢の症状を訴え、 手にしびれも生じていたという。

ポールさんとミッシェルさんは地元の病院を受診し数日間入院した 。退院後、症状が次第に悪化し、 米戦役将兵追悼記念日の27日を前後して相次いで亡くなったとい う。

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現地の保健当局が詳しい状況を調査している。 米国務省当局者も2人の死亡を確認し、 調査の行方を見守っている。 フィジーの警察や世界保健機構も調査に参加し、 米国疾病対策センター(CDC)は、 フィジー保健局の要請を受け、サンプル分析などに協力している。

マスコミの報道では、 カップルがある種のウイルスに感染した可能性を指摘したが、 現地の保健省は、 調査が完了するまで死因を推測するのはふさわしくないと述べてい る。

2人と接触したと考えられる5人の地元住民は、 都市部の病院で観察中となった。

亡くなったデービット・ポールさんは、米航空機・ 防衛大手ロッキード・マーチンに勤務していた。

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