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ナビウリナ総裁は、世界経済の減速は貿易紛争と保護主義の高まりと関係しているとし、米中貿易紛争は世界経済と世界市場全体に影響を及ぼしており、世界経済を減速させ、ロシアにも影響を与えていると語った。ナビウリナ氏は、これはロシアと中国及びEUとの貿易額の多さでも明らかだと指摘した。同氏はまた、米中貿易紛争は世界経済の減速の原因となっているほか、原油価格の変動にもつながる可能性があると指摘した。
トランプ米大統領は、巨額の対中貿易赤字への不満を繰り返し表明、米国は5月10日に2000億ドル相当の中国製品に対する関税を10%から25%に引き上げた。
またトランプ氏は、さらに3000億ドル相当の中国製品に対する関税引き上げのプロセスを開始するよう指示した。米国側は、中国は先に貿易協議において達した合意から逸脱していると主張している。
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