チェルノブイリ処理班に黒人? 実は存在していたんです【写真】

おそらくチェルノブイリ災害処理に携わった唯一の黒人であり、現在、ロシア、ヴォログダ州チェレポヴェツ市に暮らすイーゴリ・ヒリャクさんがネットユーザーの間で知られるようになったのは、映画『チェルノブイリ』に黒人俳優が出演していないという批判が出されてからだった。ズヴェズダーTVがヒリャク氏へ行った取材を放映した。
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ヒリャク氏は注目を集めるようになったきっかけは、英国人脚本家のカルラ・マリ・スヴィート氏から出されたクレームだった。スヴィート氏が映画『チェルノブイリ』になぜ黒人俳優が出演していないのかと憤慨を表し、これを聞いたユーザーらからは、災害処理班に黒人などいなかったと嘲笑が飛んだが、どっこい、実際は違ったのだ。

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ヒリャク氏はどうして自分の肌が黒いのか、その理由を知らない。ヒリャク氏は父親と同じく、ウクライナのハリコフで生まれ、2歳の時に家族そろってチェレポヴェツに移り住んできた。母親はロシアのヴォログダ州ベロゼルスクの出身。

ヒリャク氏は1967年生まれで18歳で徴兵された。1986年4月、ヒリャク氏の配属の旅団はチェルノブイリ事故現場へと送り込まれ、プリピャチ川かける橋の建設に従事させられた。

ヒリャク氏はズヴェズダーTVの取材に対し、チェルノブイリにいた期間は2か月半だったと答えている。

​ヒリャク氏の話では、働いていた際の放射能レベルはおよそ毎時4レントゲンに達したが、場合によっては100を超える時もあった。

​ヒリャク氏は災害処理で咽頭に火傷を負った。現在は年金生活を送っており、妻帯して息子が1人いる。

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