テロ事件関与疑いのある日本人がイラクで拘束される

2016年7月にバングラデシュ首都ダッカで日本人7人を含む20人が殺害されたテロ事件に関与したとみられる立命館大学の元准教授のモハマド・サイフラ・オザキ容疑者が、イラク北部で米軍に拘束された。産経新聞が情報筋からの情報をもとに伝えた。
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報道によると、日本とバングラの二重国籍を持つオザキ容疑者はイラク北部スレイマニヤにある米軍の収容施設で拘束されている。

同容疑者は2016年初め、日本人の妻や子供3人とともに当時に国際テロ組織「ダーイシュ(イスラム国、IS)」の拠点だったシリア北部に渡ったとみられる。今年3月にシリアで拘束され、イラクに移送されていたという。

米軍は、オザキ容疑者をIS戦闘員の中で組織中枢に近い「重要かつ危険な人物」の一人としてみている。

2016年7月1日夜、ダッカの大使館が並ぶ地域にあるレストランを武装集団が襲撃した。2日午前、警察が突入し、武装集団のメンバー6人を殺害した。

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