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調査を率いたキーラン・コックス氏はこうした結果に憂慮を示している。
「私たちが合成資材を過剰に使用したためにプラスチックは過度に普及してしまった。私たちは、プラスチック製の部品を使った自動車に乗り、プラスチック製の道具を使い、化繊の服を着る。あなたは今日、プラスチック製のカップでコーヒーを飲んだのではないだろうか。すでに合成資材への依存を考え直す時期に来ている。」コックス氏はこう述べている。
コックス氏は手はじめにペットボトルの購入をやめ、水道水を利用することを提案している。それは、水道水に含まれるマイクロプラスチックの粒子の量がペットボトルの20分の1だからだ。
マイクロプラスチックの人体への影響はまだ解明されていないが、研究者たちは、それらが人体の内部で大きなサイズとなり、そのサイズのまま体内を移動することを危惧している。さらに、これらの粒子は防水性であるため、いくつかの危険な病気を引き起こすおそれがある。
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