アサンジ被告引き渡し 米国が英国に照会

米法務省はウィキリークスの創始者のジュリアン・アサンジ被告の引き渡しについて英国に照会を行った。ワシントンポスト紙とCNNが消息筋情報として報じた。ただし米法務省はこの報道を認めてはいない。
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照会が行われたのは6月6日。米英間の取り決めによれば身柄引き渡しについての照会は被告の逮捕から60日以内に行わねばならないことになっていた。

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米国はアサンジ被告をスパイ罪、米政府のコンピューターへのハッキングを目的とした共謀をはじめとする18の犯罪項目で追起訴しており、被告には175年の禁固刑が科される恐れがある。

アサンジ被告は米国の照会により、7年間身を隠していたロンドンのエクアドル大使館において4月11日に逮捕された。5月1日、英国の司法はアサンジ被告が保釈条件に違反したとして禁固50週の判決を言い渡した。

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