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WSJによると、正男氏が2017年2月にマレーシアを訪れたのはCIAと接触するためだったが、別の目的もあった可能性がある。
米国の複数の元政府高官はWSJに、金正男氏は北朝鮮国外での暮らしが長かったため、北朝鮮についてあまり知らなかったが、中国など他の国の治安機関ともつながりがあったと指摘した。元高官らは、中国の特別行政区マカオで長い間暮らしていた正男氏が、中国をはじめとした外国の情報機関と接触していたのは「ほぼ確実」だと指摘したという。
WSJは、金正男氏と米情報機関のつながりに関する詳細は、11日に出版予定のワシントン・ポストの記者の書籍『グレート・サクセッサー(偉大な後継者)』に記されていると主張している。