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プラスチックごみの問題は、15日から長野県で始まる主要20か国のエネルギーや環境を担当する閣僚会合でも議論される予定で、専門家は地球規模の対策が必要だと指摘している。
土木研究所寒地土木研究所は、北日本と東日本、それに西日本の主要都市から、合わせておよそ6300トンのプラスチックごみが海に流れ出したと想定した。シミュレーションの結果、海流や風などの影響で、多くのごみが太平洋を漂ったあと、米国の西海岸やカナダ、アラスカに漂着することが分かった。また一部は、フィリピンにまで漂着するなど、広範囲に影響を及ぼすことが明らかになった。
プラスチックごみによる海洋汚染が進むと、クジラやウミガメなどが誤飲するなど、生態系への深刻な影響が懸念されており、15日から長野県軽井沢町で始まる主要20か国の関係閣僚会合でも議論される。
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