安倍首相、イラン訪問 G20サミットにハメネイ氏招待が狙い=関係筋

安倍首相が日本の首相として41年ぶりのイラン訪問を行う。大阪で開く主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に最高指導者のハメネイ師を招待し、トランプ米大統領と会談させる狙いだ。スプートニク特派員のクセニア・ナカが状況に詳しい関係者への取材を基に伝えた。
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イラン訪問は12日から14日にかけて行われる。首都テヘラン到着後の12日にロウハニ大統領と、13日にハメネイ師と会談する。

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関係者は「最大で目的は、イランで合意してG20サミットにハメネイ師を出席させることだ。ハメネイ師とトランプ氏の会談を企画できれば、主要な政治イベントになる」と述べる。

日本の基準では急で、しかも日本の首相として41年ぶりのイラン訪問が前例のない速度で準備された理由も、これで説明できる。

イラン訪問を翌日に控えた11日、安倍首相とトランプ氏が行った「確認の電話」も、これこそがイラン訪問の目的だと間接的に示している。

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