米国、オマーン湾のタンカー攻撃背後にイランがいたと判断

ポンペオ米国務長官は13日、ホルムズ海峡近くのオマーン湾で石油タンカー2隻が攻撃されたことについて、米政府がイランが背後にいたと判断していると明らかにした。ロイター通信が伝えた。
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ポンペオ長官は記者団に対し「オマーン沖で発生した攻撃について、米政府はイランが攻撃の背後にいたと判断している」と述べ、「機密情報、使用された武器、こうした攻撃の実施に必要な手腕、イランによる船舶に対する類似した攻撃に加え、この海域で活動するいかなるグループもこのような高度な攻撃を実施する能力は備えていないとの事実を踏まえ、米政府はこのような判断を下した」と語った。

原油価格上昇 タンカー攻撃の報道で
ホルムズ海峡近くのオマーン湾で13日、「フロント・アルタイル」と「コクカ・カレイジャス」の石油タンカー2隻が攻撃され、うち1隻が沈没した。ロイター通信による取材に応じた複数の関係者は、タンカー2隻の乗組員らは事案発生後すでに避難し、負傷者はいないとしている。計44人が避難し、乗組員らは2隻の船上で発生した火災が原因で、海中に飛び込むことを余儀なくされたという。

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