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新型巡視船は総トン数6500トン、全長150メートルで2基のヘリコプターの搭載が可能。2年後の2021年には尖閣諸島近海の警備を開始する。
日本政府のこの決定の背後には、尖閣諸島近海に63日間にわたり連続して中国の大型船舶が姿を現している事実もある。数日に1度だった中国船の出現が頻度を増したうえに尖閣諸島は日本の本土からは遠いため、海上保安庁は現場の警備に十分なリソースの確保に困難をきたすようになった。
産経新聞によれば、海上保安庁の保有する1000トン型以上の巡視船は67隻なのに対し、中国は同クラスの船を145隻保有している。日本政府は2022年までに超新型の巡視船4隻を追加配備し、日本の領海の警備強化を図る方針。