中国外務省、香港情勢への外国の介入をけん制

中国外務省の耿爽報道官は14日の定例会見で、外国の政府や団体、個人は内政問題である香港のデモ活動に介入すべきではないとけん制した。
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香港の大規模デモで22人がけが
「香港特別行政区で起きている出来事は中国の内政問題であり、どの国、団体、個人にも介入する権利はない。中国は一国二制度の原則を固く守り、自国の主権を守っていくと一部諸国と個人に警告したい」

耿報道官は、香港情勢を不安定化しようとの外部勢力の試みは全て失敗する運命だとして「中国本土の人口だけでなく、香港人自身も強く抗議する」からだとの認識を示した。

香港では、中国本土への容疑者の身柄引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案に対し、大規模デモ活動が行われている。

9日、香港では近年で最大となるデモが呼びかけられ、最大100万人が参加した。12日、数万人のデモ隊は再び街に出て、政府庁舎を取り囲んだ。デモを受けて庁舎の機能は完全に麻痺した。

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