アサンジ被告の米引き渡し審理、来年2月末に

英裁判所は、内部告発サイト「ウィキリークス」創設者のジュリアン・アサンジ被告の米国引き渡しをめぐる審理の実施日を2020年2月末に指定した。
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審理は2020年2月24日から5日間行われる。

懲役中のアサンジ被告が撮影される
アサンジ被告の弁護団はこの日付に同意した。

ジャーナリストのアサンジ被告は2006年、主に機密文書を公開しているサイト「ウィキリークス」での活動に関連して広く知られるようになった。

アサンジ被告は2010年8月、米国当局からの関心が強まった時期に庇護を求めるためスウェーデンを訪れたところ、性的暴行に関する容疑がかけられた。2010年11月、ストックホルムの裁判所は性的暴行容疑でアサンジ被告に逮捕状を出した。

2012年からアサンジ被告は、ロンドンにあるエクアドル大使館の敷地内に避難していた。その理由は、大使館の壁の外では、暴行事件に関し裁判所に出頭しなかったために逮捕される危険があるためだ。アサンジ被告に対する事件そのものは、2017年5月に終了となっている。

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