インドで脳炎で死亡の子ども、83人に 原因はライチではない?

インド北部ビハール州ムザッファルプル県で、子どもが急性脳炎を発症し、83人が死亡した。同国紙タイムズ・オブ・インディアが報じた。
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同紙によると、急性脳炎の症状が大量に確認された主な原因は、異常な酷暑と湿度だ。

当初の報道では、血糖値の急低下とともに悪寒と発熱を症状とする脳炎は、ライチの実に含まれる毒素が原因である可能性があると伝えられていた。

ビハール州当局はまた、さらに108人の子どもが現地病院で治療中だと発表。同州は数週間にわたり、この季節には珍しい熱波による酷暑にみまわれており、1日を通して気温が40度を下回らない。

ニューデリーでは一方、6月10日、気温が50度を超え、同市史上最高気温を更新した。

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