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日本時間14時11分の時点で、北海ブレント原油先物8月限の価格は0.26%高の1バレル=62.17ドル。
WTI原油先物8月限の価格は0.19%高の1バレル=52.87ドル。
地政学的懸念が引き続き原油価格を支えている。
イランとアラブ諸国のメディアは6月13日、オマーン湾で2隻の石油タンカー「フロント・アルタイル」「コクカ・カレイジャス」に対し攻撃が行われたと報道。一部の情報によると、魚雷による攻撃が行われ、その結果2隻の船上では爆発と火災が発生したという。一方、爆発と火災の原因となったのが実際に魚雷攻撃だったことを公式に確認する情報はない。2隻の乗組員らは全員救助され、イラン国内に避難した。2隻のうち一隻を所有する船主によると、フロント・アルタイルには攻撃当時、ロシア人11人が乗っていたものの、その中に負傷者はいないという。
米国は今回の攻撃について、イランが実行したものだとして非難した一方で、具体的な証拠は示していない。これに対してイランのザリフ外相は、タンカーへの攻撃に同国が関与したとする米側による非難について、根拠のないものだと述べている。