ゴッホが自殺に使用したとされる銃、仏でオークションに 推定落札価格6万ユーロ

印象派の画家ビンセント・ファン・ゴッホが自殺に使用したとされる銃が、仏パリでオークションにかけられる。オークションハウス「ドゥルオー」がサイトで発表した。
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この銃はリボルバー「ルフォシュー」で、19日に競売にかけられる。推定落札価格は4万ユーロから6万ユーロ。

ドゥルオー」によると、錆びついた銃はゴッホが自殺を図ったとされる畑で見つかった。

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1890年7月、ゴッホは絵を描くためにオーヴェル=シュル=オワーズ城近くの畑に出かけた。ゴッホは画材道具と一緒に自殺をするための銃も持って行ったという。「ドゥルオー」によると、銃は1960年に畑で地元の農民が発見した。この銃は美術館で展示されたこともある。

2012年に専門家が銃を調べたところ、銃は50年から80年間、土に埋まっていたことがわかった。ゴッホの死からちょうど70年が経過していた。

またアーカイブデータによると、ゴッホの致命傷となった傷は、「ルフォシュー」の口径(7ミリ)と一致しているという。

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