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カラマール特別報告者は、カショギ記者殺害にはサウジアラビアの皇太子をはじめとする複数の高官が関与したことを証明する信ぴょう性の高い証拠が存在するものの、さらに捜査が必要と報告した。
サウジアラビア側はこれまでに、カショギ氏は総領事館で職員との論争の最中に職員らによって殺害されたことを認めている。事件の捜査でサウジアラビアは11人を逮捕しており、そのうち5人は検察に死刑を求刑された。サウジアラビアはこの事件の捜査のために容疑者をトルコに引き渡すことは拒否している。
カショギ氏は10月上旬に在イスタンブール・サウジアラビア総領事館に入った後、行方不明となった。同事件の調査を行っているトルコ当局は、サウジ当局に極めて批判的なカショギ氏は領事館内で殺害された可能性が高いとの見方を示している。
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