中国の白酒、企業価値創造に優れた企業ランキング2位に

ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が企業価値創造に優れた上位10社を発表した。突如、多くの「新医療」企業がランク入りした。最大の驚きは、2位に中国の伝統蒸留酒「白酒」のメーカー、Kweichow Moutaiがつけ、5年間の資本金と配当金の伸びでネットフリックスとアマゾンを追い抜いたことだ。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

BCGは20年以上に渡り、資本化と配当フローの平均成長である過去5年間の株主総利回り(トータルシェアホルダーリターン)に基づき企業を評価。今回は世界の2250社を調査対象にした。 

米国、中国、ロシアの3カ国の企業が現在世界でトップ争いをしているが、今年は競争の様子が劇的に変化した。以前はデジタル企業と製造分野の株主総利回りの競争だったが、今は医療がランキングの多くを占めている。1位は、人工知能(AI)開発の大きな期待と関係する企業、Nvidiaとなった。メディアプロバイダーのBroadcomは3位、Netflixは4位、Adobeは5位、デジタル小売業者のアマゾンは6位、中国のメディア大手Tencentは8位だった。

統計によると、医療、医療技術、金融インフラが5年間で最も収益性の高い投資であり、鉱業、冶金、石油が最も問題を抱える投資だ。

世界の天才的な企業についてはこちらからご覧いただけます。

関連ニュース

コメント