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RBKによると今回、原油が同パイプラインを通ってポーランド国内に送られる際に経由する受け入れ施設「アダモヴァ・ザスタヴァ」で分析を行った結果、基準を上回る濃度の有機塩素化合物が発見された。19日午後3時に採取されたサンプルが、ロシア国内での許容基準(10ppm)を6倍上回る濃度(60ppm)の有機塩素化合物が含まれていることを示したとされている。これを受け、ポーランド企業が管理する部分のパイプライン内の圧送が一時停止されたものの、同日午後6時に採取されたサンプルが示した有機塩素化合物濃度の値が4ppmだったため、20日朝には圧送が再開されたという。
一方、トランスネフチは「(ポーランド国内への原油の)受け入れを再開するとの決定は、19日から20日にかけての24時間分の統合サンプルを分析した結果に基づき、ポーランド側によって下されたものだ」と発表している。
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