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米国のポンペオ国務長官は21日、イランがパレルモ条約、およびテロ資金供与防止条約を批准しない場合、追加制裁を発動することを明らかにした。テロへの資金供与を調査する金融活動作業部会(FATF)はイランが資金浄化(マネーロンダリング)の防止を意図的に徹底しておらず、テロ組織を資金的に援助していると批判。イランに対し、金融取引の管理を徹底するよう要求している。
こうした中、ポンペオ国務長官はイランのイスラム革命防衛隊がテロ組織に対し不法な資金援助を行っていると非難した。このイスラム革命防衛隊が援助する組織として、ポンペオ国務長官はレバノンの「ヒズボラ」やパレスチナの「ハマス」の名前を挙げた。これらの組織はいずれも米国でテロ組織として指定されている。
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