日本、ロシアとの平和条約交渉に「粘り強く」取り組む=菅官房長官

日本政府は、6月29日に予定されている露日首脳会談を前に、露日平和条約交渉に粘り強く取り組んでいく考えを表した。24日、菅官房長官が発表した。
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菅氏は「安倍総理大臣とプーチン大統領は領土問題を次の世代に先送りすることなく、みずからの手で必ずや終止符を打つという強い意思を共有している。政府としては領土問題を解決して平和条約を締結するという基本方針のもとに粘り強く取り組んで行く考えだ」と述べた。NHKが報じた。

またNHKによると、菅氏はG20大阪サミットに合わせて6月29日に行われる予定の安倍首相とプーチン大統領の会談について「日ロ首脳会談に向けて、経済分野では、平成28年5月に安倍総理大臣が提案した8項目の協力プランの具体化を中心に、さまざまな分野で調整を進めているが、現時点で会談の結果を予断することは差し控えたい」と述べた。

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