ロシア国境付近に米国のミサイル配備ならば、キューバ危機の様相を呈す 露外務省

ロシア外務省のセルゲイ・リャブコフ次官はロシアの国境付近に米国のミサイルが地上展開された場合、事態は先鋭化し、キューバ危機に似た状況を作りかねないと憂慮を示した。
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リャブコフ外務次官はこの先ロシアの国境に近い陸上に米国のミサイルシステムが配備された場合、単に1980年代の危機に状況が近づくのではなく、米ソが核戦争の一歩手前でとどまった、1962年のキューバ危機に接近する恐れがあると警告を発している。リャブコフ次官はそうなれば、状況は複雑化するにとどまらず、限界まで到達すると危機感をあらわにした。

リャブコフ外務次官は1997年の憲章にまさに、NATOにはロシア国境に近い、新たな国家に陸上の軍事力を展開する計画も意思も理由もないと いう文言があることから、ロシアは最悪の事態に備える必要があることになるとの見解を示した。

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