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今回公開された路線図を見ると、モスクワ地下鉄は当初、2路線のわずか13駅からなっていたことが分かる。一部の駅には、現在とは異なる駅名がつけられていた。例えば、現在のルビャンカ駅は当時、革命家のフェリックス・ジェルジンスキーに敬意を表して「ジェルジンスカヤ駅」と呼ばれていた。
モスクワ地下鉄が開通したのは1935年5月15日。最初の正式な乗客となったのは、金属加工・機械製作工場「赤いプロレタリア」の労働英雄ピョートル・ラティシェフだった。ラティシェフは地下鉄開通の日、「A1」の番号がつけられた乗車券をソコーリニキ駅の切符売り場で購入している。
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