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時事通信によると、今回のアイガモロボは、水面を自動で動き回りながら、2つのスクリューが泥を巻き上げて水を濁らせ、雑草の光合成を抑制する仕組み。重さはわずか1.5キロで、胴体には目が2つある。水田の中を移動する際の現在地把握には、全地球測位システム(GPS)を利用するという。
アイガモロボを開発した中村哲也さんは、プロモーションビデオの中で「私も以前、農業体験をした際に非常に大変なものだと実感しました。これから10年、15年経つと農業人口が劇的に減る可能性があります。そうしたときに私のような技術者たちが持つ技術を活かして農業を維持できる、そんなことに貢献できればと思い、ボランティアで開発を始めたのが『アイガモロボ』のプロジェクトです」と語っている。一方、アイガモロボの大量販売の開始については、その意向は今のところないとしている。
一部のネットメディアは、今回のアイガモロボについて、外見が「お掃除ロボ」を思わせると指摘したり、「カワイイ」と評したりしている。
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