バイカル湖の汚染が危機的水準 飲用水としての利用は不可能

エコシステムの変化により、バイカル湖では水質の悪化が止まらない。こうした中、バイカル湖の水を飲料水として使用することが問題視されている。全ロシア水質学会に出席したシベリア湖沼学研究所のフェドートフ所長が警鐘を鳴らした。
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全ロシア水質学会に出席したシベリア湖沼学研究所のフェドートフ所長は毒素を分泌するバクテリアがバイカル湖で大量に発生していることを報告の中で明らかにした。現在の水質では飲料水として使用することは難しい、と続けて発言した。

バイカル湖の水位が低い箇所では至る所でアオミドロが発生しており、エコシステムの変化が懸念されている。

これまでもアオミドロが発生することはあったが、これほどの規模に達したことはなく、フェドートフ所長は早急な対応を関係者に求めている。

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