トルコによるS400受領は「7月」 露兵器輸出公社社長

トルコが導入を予定しているロシア製地対空ミサイルシステム「S400」について、ロシアの兵器輸出公社「ロスオボロンエクスポルト」のアレクサンドル・ミヘエフ社長は26日、記者団に対し、トルコ向けのS400は準備が99%完了し、現在はロシアからトルコへの輸送方法の詳細な検討が進められており、初回の納入は2019年7月に行われる予定だと明らかにした。複数のロシアメディアが伝えた。
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トルコ政府は2017年、S400取得の意向を表明。同国によるS400取得の決定は、ともに北大西洋条約機構(NATO)に加盟している同国の同盟国の間で否定的反応を引き起こした。米国はS400について、同国の第5世代戦闘機とともに運用することはできないと主張。しかし、トルコが取得計画の実現を断念しなかったため、米国は対抗措置として、F35戦闘機に将来搭乗予定のトルコ軍パイロットに対する訓練を中止した。

複数のメディアは、トルコが全体で16基のS400をロシアから購入したと報じている。

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