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クリミアで北半球最大の鳥の化石見つかる 体重450キロ

ロシアのボリシャク記念古生物学研究所の研究チームがクリミア半島で、北半球最大の鳥、Pachystruthio dmanisensisの化石を発見した。体重450キロ超。論文は学術誌「Journal of Vertebrate Paleontology」に発表された。
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Pachystruthio dmanisensisは150万〜180万年前に生息し、古代の人類と同じ時期を生きていた。サイズは現代のダチョウの3倍大きく、体重は450キロ超。これまで北半球で発見されたなかで最大の鳥類となる。南半球では体重640キロを超えるVorombe titanの化石が見つかっている。

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化石は昨年の自動車道建設工事で発見されたクリミア半島のタブリダ洞窟で見つかった。洞窟ではPachystruthio dmanisensisの大腿骨の化石に加え、メリジオナリスゾウ、エラスモテリウム、絶滅したシカ、ウマ、イヌ科の生物、肉食のホモテリウム属、アメリカンチーター、ハイエナの化石が見つかった。

論文によると、化石が見つかった動物は全て、およそ同じ時期を生きていた。

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