トランプ米大統領と習氏は主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が開催中の大阪で首脳会談を行った。会談は80分続いた。
習氏は「中国側は米朝間の対話を支持しており、双方が柔軟性を示して互いに歩み寄り、いち早く対話を再開して双方の懸念の解決策を見つけることを期待している」と述べた。
習氏は、中国側がこの問題で建設的な役割を果たす用意があると表明した。
トランプ氏はこれを受けて、中国が朝鮮半島問題の解決に果たす重要な役割を高く評価していると指摘し、中国との接触を維持する方針を示した。
スプートニクの取材に応じた専門家は以前、「トランプ米大統領は、非凡な外交力を証明するために北朝鮮の独裁者を利用しているのだという自己暗示を好きなだけかけられる。だが実際にはもちろん、金氏がトランプ氏を利用している」との見解を示した。
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