G20共同声明 反保護主義含まず

大阪市で29日閉幕した主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の共同声明で、反保護主義は明記されなかった。
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G20サミットの共同声明にはこれで、2年連続で反保護主義の文言が盛り込まれなかった。この項目に反対しているのは、政治経済的闘争の手段として活発に関税を利用している米国だ。

中国は以前、米国の「経済テロリズム」を非難した。中国の張漢暉・外務次官は「我々は貿易制裁や関税、保護主義の棍棒に断固反対する。そのように貿易紛争を意図的にあおることは、露骨な経済的テロリズム、排外主義、迫害である。貿易戦争に勝者はおらず、双方が必ず敗戦状態に陥る」と述べた。

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