イランが核合意違反なら米はどう対応 トランプ氏、コメント控える

トランプ米大統領は、イランが濃縮ウランの生産に関してイラン核合意に違反した場合、米国がどのような対抗措置を取るかコメントを控えた。
この記事をSputnikで読む

トランプ氏は29日、主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)閉幕後に大阪で記者会見を開いた。イランが濃縮ウランの生産に関して核合意に違反した場合、米国はどのような措置を取るかと質問を受け、「目撃することになるだろう。私が言えることはそれだけだ。イランが核兵器を手に入れることは許されない」と答えた。

ロシアはJCPOA維持に関する国連事務総長の呼びかけに完全に同調する=露国連大使

イランは、核合意の制限に縛られることはないとの考えを発表した。

またイランは、今回の措置は米国の核合意違反および米国による対イラン制裁の発動、またJCPOAの残りのメンバー(ドイツ、フランス、英国、中国、ロシア)が問題を適切に解決できないことに関連していると指摘した。

イランは、これらの5カ国はイランの利益を守るという約束を60日以内に履行する必要があるとし、米国の行動から生じた問題を解決することができれば、停止した義務の履行を再開すると約束した。

関連ニュース

コメント