ロンドン上空で旅客機から密航者の遺体が転落

ケニア航空のナイロビ発ロンドン・ヒースロー空港行きの旅客機の車輪格納庫から、密航者の遺体が転落した。1日、ロンドン警視庁が発表した。
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ロンドン警視庁は「6月30日15時39分、民家の庭で遺体が見つかり、ロンドンのクラパム地区オファートン・ロードに警官が呼ばれた」と発表した。

警察は現在のところ、旅客機から転落したのは密航者だとの見方を示している。

機体を点検した際に車輪格納部からかばん、水、少量の食べ物が見つかった。警察が捜査を行っている。遺体は検死にまわされた。密航者は9時間にわたる飛行中に凍死したとみられている。

これまでにもアフリカから英国を目指す密航者が、着陸態勢に入った機体から転落して死亡する事故が起こっている。

2012年9月には、モザンビーク出身の30歳の男性がアフリカ・アンゴラ発ヒースロー空港行きの旅客機の車輪格納庫から転落した。2015年には、南アフリカ共和国ヨハネスブルク発の旅客機から男性の遺体がロンドンのビジネスセンターの屋根に転落した。

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