ストロンボリ火山 噴火で巨大津波の危険性 ロシア人火山学者が指摘

シチリア州ストロンボリ島のストロンボリ火山で3日に始まった噴火について、ロシアの火山学者のイヴァン・クラコフ氏は、過去20年で最も勢いが激しく、最大級の津波が発生する危険をはらんでいるとの見方を示している。
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ストロンボリ火山の活動はイタリアの国立地球物理学・火山学研究所とロシア科学アカデミー石油ガス地理学・地球物理学研究所の代表らによる学術グループが共同で観測を続けている。

ロシア側の石油ガス地理学・地球物理学研究所のイヴァン・クラコフ副所長は噴火の始まる1週間前に現地を視察し、複数の火口からマグマが150-300メートルの高さに噴水状に噴き上げられている様子を確認している。

シベリアの科学」誌はクラコフ氏の発言を引用し、次のように紹介している。

「ストロンボリ火山は極めて危険な状態にある。火山活動で大きな津波が起きた場合、ストロンボリ島や近隣の諸島のみならず、シチリア島北部とイタリア西部にも押し寄せるかもしれない。」

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ストロンボリ島には人口数百人の3つの村があり、噴火の中心地からわずか2キロの地点に住居が立ち並んでいる。津波が発生すれば、村人の生命は危ない。

この他、火山には毎日のように観光客が訪れている。観光客らの目的は頂上まで登り、2千年にわたって止むことのない火山活動を火口から覗き込んで観察することだが、登山の際に噴火が起きる恐れは十分にあり、これは極めて危険だ。3日もそうしたツーリストのひとりが散策中に火山爆発に遭遇し、死亡したばかり

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