Suwat Chitchanthuekさん(58)は2014年、海から謎の黄色い塊を引き上げた。そのまま塊を家に持ち帰り、5年にわたって、暇つぶしにナイフで切っていた。
つい最近になって、Chitchanthuekさんは家にある物体がマッコウクジラの乾燥した嘔吐物、竜涎香だと知った。この蝋のような物体は非常に高価で、薬や香水で広く用いられている。
Chitchanthuekさんが所有する竜涎香は2万5千ポンド(約330万円)相当になる。ナイフで切っていなければ、価値はさらに高かった。Chitchanthuekさんは、竜涎香の価値を下げたことを後悔していると述べた。本当の価値を知っていれば、より丁寧に扱っていただろうと続けた。
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