インドネシア、コンテナ49個分のゴミ持ち出しを外国企業に命令

インドネシア当局は外国企業に、90日以内に有毒な廃棄物を積んだコンテナ49個を同国から持ち出すよう命じた。ジャカルタ・ポスト紙が報じた。この決定は、外国からの輸入業者がゴミ輸入規則を違反していたと明らかにした環境林業省の勧告に従った措置。
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同国バタム島の税関によると、輸入されたコンテナ65個のうち49個は規則に違反して持ち込まれた。ラボでの検査によって、38個のコンテナには危険で有毒な廃棄物からは見つかり、11個のコンテナからはゴミが見つかった。残り16個のコンテナは輸入を許可された。

コンテナにはプラスチックごみが含まれると見られる。プラスチックごみは新しくプラスチック製品にリサイクルされ、完成した製品は輸出される予定だった。コンテナは米国、オーストラリア、複数の欧州諸国から送られたもの。

すでに複数のアジア諸国が輸出国へとゴミを送り返す決定を取った。フィリピンは4月、カナダにコンテナ100個を引き取るよう命じ、外交スキャンダルに発展した。難しい協議を経て、カナダ政府はゴミの引き取りに同意した。

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