イラン 英国の海賊行為を非難 「我われは容認しない」

イランのアミール・ハタミ国防大臣は、ジブラルタル海峡で英国がタンカーを拿捕したことについて非難した。ハタミ国防大臣によれば、拿捕は核計画に関する合意署名を行った欧州各国の義務と国際法に矛盾する。イランの「メフル通信」が報じた。
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ハタミ国防大臣は、「我われは、イランの原油タンカーの拿捕に関し、英国の海賊行為を容認することはない」と語った。

イラン外務省のアッバス・アラグチ事務次官によれば、タンカーはシリアに向かっていたのではないという。ロイター通信が報じた。アラグチ事務次官は、タンカーの最終地点について公表しなかった。

英国領のジブラルタル当局は、制裁に違反してシリアに原油を供給した嫌疑で、7月4日にパナマ旗を掲げたタンカー船「グレース1」を拿捕した。

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