抗議行動がグルジアを覆う 依然として続く反対デモ【動画】

深夜、グルジア(ジョージア)の首都トビリシは大荒れとなった。7日の夜、議会近くのルスタヴェリ大通りではじまった抗議デモが現在も続いており、夜には新たな抗議者たちが加わる。スプートニク・グルジアが報じた。
この記事をSputnikで読む

7日、ある集会の参加者たちが反ロシアの声明を発表し、グルジア内務大臣ゲオロギー・ガハリア氏の解任と同性愛者の宣伝の禁止を要求した。その際、同性愛に反対するデモ参加者らは、内務大臣に反対する抗議者らに対し攻撃的な行動をとった。

その間に、警備隊は少なくとも被害者が1人でていると報告している。

すべてがはじまった理由

トビリシの抗議行動は6月20日から続いている。抗議行動がはじまった理由は、ロシア代表団の団長であるあるセルゲイ・ガブリエル会長が、第26回正教議会間集会(IAO)で議長席に座わり、ロシア語で参加者に発言したことにある。反対派は、アブハジアと南オセチアの独立を支持する人間に議会の名誉ある座を与えたことが、祖国を裏切る行為だとして当局を非難した。この2つの地域をグリジアは自国の一部と主張している。

コメント