チェルノブイリを覆う、新たな「石棺」が導入

ウクライナの「チェルノブイリ原発」企業は1986年の事故で崩壊した第4号基をさらに覆い、放射能を封じ込める安全対策の新構造物を使用を7月10日から開始することを明らかにした。ウクライナのマスコミが報じている。
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新構造物の建造は、ソ連時代に放射能を封じ込めるために作られた、いわゆる「石棺」の上部に作られた。作業は大規模な準備段階を経て、2012年から開始されていた。設計を担当したのはコンソーシアム「ノヴァルカ」。

チェルノブイリを覆う、新たな「石棺」が導入

重さ2万5千トンの新建造物の総工費はおよそ20億ユーロ。

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この先100年の使用に耐えるとされている。

建造物は大規模なため、2つの部分に分けて建設され、2015年に釣り上げてドッキングさせている。新建造物の内部には「石棺」と第4号機の解体用のクレーン規模が設置されていた。

新構造物の使用開始式はウクライナ国家の最高指導部、欧州復興開発銀行の代表、チェルノブイリ立入禁止区域の管理部署の指導部が参加する中、行われた。

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