ジャニー喜多川さん死去 87歳 国民に愛されるタレント育成に捧げた人生

6月18日から離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血のため入院中だったジャニーズ事務所代表取締役社長のジャニー喜多川さんが、9日の夕方に亡くなった。87歳だった。
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米国のロサンゼルス生まれで、終戦後に同地で行われた美空ひばりさんの公演を手伝ったことから芸能界での活動を開始した。

SMAP、嵐をはじめ、多くの男性アイドルを育てた。1962年に創業し、フォーリーブスや近藤真彦、少年隊らを輩出するなど、男性アイドルというジャンルを確立、戦後日本の芸能界で国民に愛されるタレントの育成などに大きく貢献した。11年には「 最も多くのコンサートをプロデュースした人物」 など3つのギネス世界記録に認定されていた。最近まで舞台のプロデュースに精を出すなど、生涯現役を貫いた。

通夜・告別式については親族や近親者のみで「家族葬」を行う。 事務所によれば、後日、「これまでお世話になりました皆様にはお別れいただく機会をご用意する予定にしておりますので、決定次第、ご案内申し上げます」としている。

ロシアのJ-POPファンの間でも、ジャニー喜多川さんがプロデュースしたアイドルグループは大人気 。ジャニーズ出身のアイドルらが出演するドラマも人気が高く、インターネットでさかんに視聴がされ、字幕の作成などもされている。

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