Facebookから自己プロフィールは削除せよ Appleの共同設立者が警鐘

米Apple社の共同設立者の1人、スティーブ・ウォズニアック氏はニュースサイト「TMZ」からの取材にFacebookの利用を止めるよう万人に進言すると公言した。ウォズニアック氏は、世の中には個人情報の守秘義務の侵害を恐れない人もいると断った上で、「それでも大多数の人への私からのアドバイスはこうだ。Facebookを使用しない方策を見つける必要があるよ」と語った。
この記事をSputnikで読む

ウォズニアック氏は2018年3月、ケンブリッジ・アナリティカ社のスキャンダルが持ち上がった後、Facebook にあった自分のアカウントを削除している。ケンブリッジ・アナリティカ社はかつて存在した選挙コンサルタント企業。2016年の米大統領選挙時にトランプ候補に有利に影響するためにFacebookはユーザーの個人情報をケンブリッジ・アナリティカに売却した疑いがもたれている。

ヴォズニアック氏は大企業がユーザーの個人的な生活を侵害する事態に憂慮を抱いている。

フェイスブックの仮想通貨、韓国が銀行システムの脅威と警戒
「今や彼ら(大企業)はレーザーを使って貴方の心拍数を変え、おびただしい数の器機を使って貴方を盗聴しすることだってできる。貴方の電話が今、この瞬間盗聴されていないと誰が言えるだろうか。」

「だから私は心配なんだ。誰にだってこの内容はプライベートなものだという会話があるだろう。それは本当に誰にも聞かせてはならない。」ヴォズニアック氏は大企業はユーザーの個人情報をコマーシャル会社に売るよりも、ユーザー自身に自己データーのセキュリティのための費用を払わせるべきだと指摘している。

コメント