マルウェア「Agent Smith」は、Androidオペレーティングシステム(OS)のぜい弱性を利用してスマートフォンに感染する。所有者がフォトエディタやゲームをダウンロードすると、悪意のあるソフトウェアがデバイスに侵入し、WhatsAppやブラウザなどのインストール済みのアプリケーションのアイコンを使ってなりすます。ウイルスがなりすましているアプリを利用すると、大量の広告が現れる。
当初、ウイルスは中国のAlibaba社が所有する9appsというリソースを介して拡散していた。だがグーグルストアでも同様のマルウェアが見つかった。グーグルストアは、すでに問題のアプリは削除済みだと発表した。